はじめまして
千葉県船橋市の税理士 実森順平(ジツモリ ジュンペイ)です。
市川市の行徳に住んでいます。
税理士は、クライアントからの依頼に基づき、税金に関する手続きを代行します。この税務に関する代行手続きは税理士しか行うことは出来ません。
納税者が自分で手続きを行うことが原則になりますが、手続きは非常に複雑なので、「税理士」という専門家がいます。
確定申告という手続きが有りますが、この手続きは1年間の儲けを集計して、その儲けに対して税金がいくらになるかを書類に記載して、税務署に提出します。同時に記載した税金を支払います。
確定申告をするにあたり、お金の動きを細かく確認する必要が有ります。預金通帳なんて他人に見せるものではありませんが、皆さま信頼してくださって、見せてくれます。
税理士の仕事は良い仕事だなとつくづく思う瞬間です。責任重大ですし、AIに取って代わられるなどと報道されますが、全然そんなことは無く、その信頼に答えるために、頑張りがいのある良い仕事です。
ご提供する価値
あなたの明るい未来に貢献します。
税理士は会計税務の専門家として、決算書を作り、適切な税務申告を行います。しかし、税金を払うために事業を行う人はいません。それぞれ目指すべき未来があるはずです。税務は手段であって、目的ではありません。
税理士はあなたにとって、最も難しい問題である「お金」と「税金」について相談を受けます。
そして、あなたには事業を行う目的があります。
その相談相手である税理士の目的が「税務申告書の作成」では、あなたと目的が一致しません。最も難しい問題の相談相手である税理士が、税務申告書を作成するだけで、あなたの未来、事業の目的について無頓着、無関心であったならば、これほど残念な関係はありません。
明るい未来とは何でしょうか?未来の形は人それぞれで、ああしたい、こうしたい、これ何とかならないかな、何となくモヤモヤしていて良くわからない。未来の形は様々です。
目指すべき方向、やるべきこと、どうありたいかは人の数だけありますが、私は税務・会計の専門知識を中心に据えて、あなたのこうありたい、こうすべきだ、モヤモヤが晴れてスッキリしたに貢献したいと考えております。
人には場面に応じて立場があります。社長としてのあなた、子供の親としてもあなた、引退した両親の面倒を診るあなた。一人の人間の中に様々な立場があり、答えは簡単ではありません。
社長の立場に対してベストの提案をしたとしても、子供の親であるあなた、両親の面倒を診るあなたの立場を無視してしまえば、あなたにとってのベストの提案になりません。
法人税法上のベストの提案ではなく、所得税法上のベストの提案ではなく、相続税法上のベストの提案ではなく、あなたにとってのベストの提案、明るい未来に貢献する提案をお約束いたします。
目線を合わせて提案します。
「クライアントに寄り添う」「企業のホームドクター」
よく目にする税理士のキャッチコピーです。クライアントとの親密さ、面倒見の良さなどをアピールする定型文句です。
その一方で、私は「今の税理士からの提案がない」「細かい数字の話ばかりで話が合わない」というご相談を度々受けます。なぜ、面倒見のよい税理士から提案が無いのでしょうか?なぜ、話が合わないのでしょうか?
答えは単純で、クライアントの仕事を知らないから、ビジネスモデルを知らないからです。
請求書や領収証を整理して、会計帳簿と決算書を作成する「記帳代行」、その作成した決算書を基に税務申告を行う「申告書作成業務」。多くの税理士のメイン業務であろうかと思いますが、この書類の作成作業を「仕事」の中心に据えると、特にビジネスモデルに理解が無くても、「仕事」が出来てしまいます。
以下、簡単な図解で説明します。
この図は、モノを仕入れて販売を行うシンプルなビジネスモデルを示しています。
販売先と商談を行い、商談が成立、モノを納品して、最後に代金を回収します。
本来ですと、「⑤販売先へ請求書発行」のところに「仕入先からの請求書の受領」、同じく「⑥販売先より入金」のところに「仕入先への支払」もあるべきですが、図の簡略化のために記載していません。
モノを仕入れて、販売し、代金を回収する。この一連の段取りを高速で回すことが、このビジネスモデルの一つの目的になります。
では、税理士が書類の作成作業を中心に仕事を進めるとどうなるでしょうか?
書類の作成である「記帳代行」と「税務申告書作成」が税理士の仕事の中心であるとすると、⑤の請求書と⑥の預金通帳のコピーなどの入出金情報があれば、決算書を作成して、税務申告書を作成することは出来ます。
請求書は営業と納品の結果、発行されますが、「なぜ、請求書が発行できたのか、なぜ売上が立ったのか」その理由を知らなくても決算書は作成できます。
販売先はなぜ、当社から購入してくれたのか?
当社の強みは何なのか?
商品のラインナップの豊富さ?
営業の知識の豊富さ?
スピーディーな納品?
クライアントのビジネスモデルを知らなくても、クライアントの強みを知らなくても、申告書は作れます。
これでは、話も合いませんし、有効な提案もできません。
税理士は「節税」の提案を最も期待されます。しかし、正しい節税はクライアントのビジネスモデルを正しく理解していないと、実行することは出来ません。
節税対策の大半はお金を動かす必要が有ります。
一番やってはいけない節税は、「節税のための節税」。とにかく税金を減らしたい一心でお金を使い、無理に経費出しをする事。必ず資金繰りが悪化して後悔することになります。
正しい節税は、「事業の将来に向けて、適切なタイミングで人やモノに投資を行い、税制の優遇を受ける」ことです。
この「正しい節税」はクライアントのビジネスモデルを熟知していることはもちろんのこと、強みは何なのか、何に投資をすべきか、どこに向かっているのか、何がしたいのかを理解していないと提案できません。
私は税理士として、決算書を作成して税務申告を行う必要が有ります。⑥の入金情報と⑤の請求書は必要な情報ですし、まずは、そこのチェックから始めます。
クライアントのビジネスモデルは①から⑥に向かって流れていきます。私は一番最後の⑥のチェックから初めて、①に向かって遡っていきます。
同じ流れを左右から別々に見ることで、ビジネスモデルに対する理解が深まり、より良い提案ができるようになります。
税務の仕事は、世に付加価値を提供し、て富を創造する仕事ではありません。
モノやサービスで付加価値を創造するクライアントが、より良く活動するための手伝いをすることが仕事です。
クライアントの明るい未来の先にしか、私の明るい未来はありません。
少しの「余裕」と少しの「ゆとり」
少しの「余裕」と少しの「ゆとり」をご提供します。