新聞読んでますか?

私の仕事

新聞読んでますか?

朝〇新聞のCMの様ですが、私が読んでいるのは日本経済新聞です(笑)。

勤務時代、専ら移動時間中に読んでいました。通勤で使用していた東京メトロ東西線は日本一の混雑列車で、朝の通勤ラッシュは酷いものです。

新聞が広げられるポジション(座席前のつり革)を確保するため、妙典始発の電車を選んで乗っていました。

 

そこまでして、意地になって新聞を読んでいたのですが、まあ今時、電車で新聞を読んでいる人は、ほぼ居ません。

ポジションを確保できた人でも皆さま、スマホですね。

 

ほかの人のスマホをのぞき込んだりはしないので、何を見ているのかは分かりませんが、動画が多いように思われます。

 

独立をして、通勤は無くなりました。今では新聞を読む時間を作って、デスクで読んでいます。1時間ぐらいかけて、全ページに目を通します。

何のために新聞を読むのか?

私も、もちろんスマホはもっています。Yahooニュースは良く見ます。

Yahooに限らず、ニュースサイトはどれも優秀で、人の好み、過去の履歴を参照して、自分に合った情報を提供してくれます。

自分の興味があるものだけをピックアップして、私のスマホに届けてくれます。必要な情報の確認であれば、数分で終わります。

それなのに何故、そんなに時間を掛けて、新聞を読むのか?

 

それは、情報を整理する訓練のために読んでいます。

 

新聞には、自分が興味有る無しに関わらず、世界のニュースが記載されています。

 

便利サイトであれば、そこから興味があるであろうものをピックアップして、自動で届けてくれますが、私は自分の目で必要の有無を判断しています。

まずは、「見出し」のみザっと目を通します。興味がある、必要そうな記事については、リード文を読みます。そこで詳細が必要であれば、本文を読みます。

本文を読んで、これは将来(近い遠い関わらず)必要になると感じた記事については、ページごと切り取って、自宅の箱に入れています。

この箱に入っている新聞のページは、1カ月ぐらいたってから再度見ます。そこでも「これは」と思った記事については記事だけ切り抜いてスクラップしています。(さすがに紙でスクラップは面倒なので、保管はPDFになりました。)

広く世の中を知るために

ネットの時代は、狭く深く、自分の知識にエッジを効かせて、誰かに突き刺さらなければ、検索でヒットしません。ヒットしなければ存在しないも同じです。

新聞を広く隈なく読んで、自分で情報を整理するなんて、アナログ過ぎますし、エッジも効かず、絶滅した恐竜のようなものかもしれません。

それでも、新聞を読んでいます。

理由① クライアントの業種が様々

私はクライアントの業種を絞っていません。「医業専門の税理士」などのようにクライアントの業種を絞る税理士もいます。

私は絞っていないので、様々な業種の方とお付き合いをします。クライアントの業種が様々なので、広くアンテナを張っていないと、クライアントと話が合わなくなる恐れがあります。

それに、クライアントが知りたい情報は、実は自分の業界の情報以外の情報だったりします。

自分の業界の情報は、税理士から説明を受ける必要がない。外の情報が知りたい、そんな方がほとんどです。

理由② 明るい未来に貢献します。

私は仕事のコンセプトとして、「明るい未来に貢献します」と掲げています。

未来に向けて、「こんな事やってみませんか」「これ面白そうじゃないですか」と提案したときに、なぜ面白そうに感じたのか、自分で納得して話をしないと説得力がありません。

「ニュースサイトから流れてきた情報によりますと」ではイマイチ説得力に欠けると思ってます。

自分で調べて、納得の上での提案であればこそ、説得力を持つと思います。

理由③ AI時代に生き残るために

AI時代です。

AI時代を生き残る方法は2つしかないと思います。

AIを設計するエンジニアになるか、AIを上手に利用するか

今更、エンジニアになれそうもないので、いかに上手にAIを使いこなすか、そこに掛かっていると思います。

 

AIは傾向と履歴を精緻に分析して情報を提供します。しかし、判断はできません。

AIが提供した情報を採用するか否かは人間の判断です。

 

その情報の取捨選択の判断力を鍛えるために新聞を読んでいます。

 

 

何だか新聞社の宣伝のようになってしまいましたが、広告ではありません(笑)。

 

 

健康を維持するために運動しましょう!

【今日の歩数】18,241歩

【消費カロリー】安静時1,899Kcal+運動消費999Kcal=2,898Kcal

【本日のラン】5.2㎞

 

私の仕事
明るい未来に貢献します。提案する税理士、実森順平です。