確定申告の準備、数字の集計以上の価値を提供できるか

私の仕事

そろそろ、盛り上がってくる時期ですかね

確定申告の準備は進んでいますか?

税務署での確定申告の受付は2月中旬からなので、まだ気が早いかもしれませんが、早めに準備を心掛けましょう!

と言いますか、お願いします!!

 

本当は毎月、少しずつまとめていけば、楽なのでしょうが、なかなか難しいですね。

 

日々どうしても忙しいので、経理は後回しになりがちで、年に一回まとめてになってしまいます。

クライアントには「まとまってなくても良いので、半年で一回資料を下さい。」とお願いはしていますが、なかなか上手く行きません。

無理やりお願いする訳にはいきませんので、ある程度は仕方がないのかもしれません。

数字の集計では無いもの

一年分の資料を短期間でまとめなければならなくなると、自分としても大変なので、少しでも作業を分散したいと思っています。

しかし、それよりも、「年に一回まとめて」ですと、その方にお会いするのも年に一回になってしまい、なんとも寂しい気分になります。

半年に一度、資料を引き渡していただければ、半年に一度、お会いすることができます。

半年に一度くらいお会いして、近況などを教えて頂き、事業の現状や今後の方向性など、打ち合わせができれば思っています。

不動産賃貸業は、半年程度では収益が大きく変わらないかもしれませんが、今後の市場動向など、色々な方面から情報が入りますので、いろいろとお話したいなと思います。

 

思ってはいますが、現状、それが出来ていません。

これは、私の仕事が、「数字の集計以上の価値」を提供出来ていないからであり、反省しています。

「一年分の領収証を整理して、確定申告書を作成する人」が仕事では、わざわざ専門家を雇う必要はありません。

便利な道具も沢山ありますし、国税庁WEBの「確定申告書作成コーナー」は年々、充実しています。

 

クライアントから「半年に一度程度は、忙しくても時間を作って打ち合わせが必要だ」と思ってもらえるように、私自身の努力が必要です。

専門家としての心持ち

数字の集計が仕事であれば、専門家を雇う必要はありません。

便利な道具は沢山あります。

 

私が専門家として、提供したいのは「安心」と「未来についての見解」です。

 

よく個人事業主の経費で「生活費も経費に入れて・・・」などの話を目にすることが有ります。

これは、完全に誤りで生活費は経費になりません。経費になるのは事業に必要な支出だけで、生活に必要な支出は経費になりません。

しかし、個人事業主は事業者である反面、生活者でもあります。一人の人間の中に「事業者」と「生活者」が同居しており、厳密に事業と生活を切り分けることが難しい場面もあります。

その時にどうやって切り分けるか、どうギリギリのところで切り分けるかが腕の見せ所で、資料の整理方法、税務調査があったらどうやって説明するか、証拠をどうやって整理するか、ここをキチンとまとめられるのが専門家の仕事です。

 

不動産をお持ちの方は、当然、相続の心配をしなければなりません。

不動産は、なかなか動かせないので「不動産」なのです。動かすには10年間隔で時間が掛かります。

 

相続「税」対策ではなく、まずは、相続対策が必要で、誰に不動産を残すのか、争いごとにならないためにどうするか?

この検討が必要で、なるべく早くに手を付ける必要が有ります。ある程度、誰に、何を残すのか、方向性が見えてきたら税金対策を検討します。これもなるべく早い方が良いです。

不動産の収益と経費を集計するだけなら、このような心配は不要なのかもしれません。

 

数字の集計が仕事であれば、安価かどうかは別にして、便利な機械は沢山あります。

数字の集計ではなく、年に一度かもしれませんが、専門家としての価値を提供します。

 

健康を維持するために運動しましょう!

【今日の歩数】12,566歩

【消費カロリー】安静時1,899Kcal+運動消費451Kcal=2,350Kcal

【本日のラン】0㎞